現場便り 下滝野地区雨水幹線改築工事 加東市

お世話になっております。もこ です。

加東市下滝野の現場がようやく着工となりました。

今回は・・・DH558パイルドライバ杭打機 出動!

本工事では、3m程度の掘削を行い大きなボックスカルバートを布設していく工事となっております。そのため掘削する際に歩道側の土が崩れるのを防ぐ土留工としてH鋼を打設していきます。

今日は、H鋼試験杭打設の日で市担当者と施工監理者双方に立会をお願いし、試験削孔による岩判定を行いました。GLより6~7mの付近が加古川闘龍灘の岩盤に近いものがオーガ先端にて確認できましたが、掘削は可能と判断出来てひと安心しました。今後5m~7mの掘削で、130本ほどH鋼杭を建込んでいきます。

 

杭打機は日本車両さんのフェニックスシリーズDH558 110という機械で、本体やリーダー、カウンターウエイト、部材すべてを装備すると約110tにもなります。硬い硬い岩を掘削していくには専用の大きな機械が必要です。自社施工ということで施工員それぞれが緊張感を持ち、連携を取り合いより良い方法を見つけていきます。

オペレーターはオーガスクリューの進度を感じながらリーダーに取付けたオーガを下していきます。

 

 

道行く人はそびえ立つ杭打機のリーダーから本体のベースマシンを、珍しそうに見ながら立ち止まり何をしているのか弊社施工担当者に尋ねたり見学をしている方もおられました。仮設フェンスを建てたいのですが境界から50㎝に杭を打つため支障があるので今は建てられませんが、歩行者への危険リスクは低減するように考慮します。。

掘削・H鋼設置・横矢板設置・ボックスカルバート据付と今後も報告予定です。

現地盤は田畑だったため敷鉄板を敷いて、石橋を叩きながら目標の場所へ移動します。

この現場に限らず建設工事は危険と背中合わせの現場です。慎重にしっかり大地に足を付けて施工していきます。

 

 

 

 

 

三草山も見えて秋らしくなった加東市下滝野の様子をお届けいたしました。

 

安全に、いつも安全に。 もこでした。